この4月から八木病院で勤務することになりました原田 洋です。
私はリウマチ専門医として当院のリウマチ診療に携わってまいります。
関節リウマチは、自分を守るはずの免疫が暴走し、自分自身の関節を攻撃してしまう自己免疫疾患です。
以前は有効な治療法が少なく、時間とともに関節が壊れ変形し、人工関節や関節固定術などの手術を頻回に繰り返したり、ときには寝たきりになることさえある難病でした。
私が医師になった25年前はまだそういう時代でした。
しかし21世紀に入った頃からリウマチ学は長足の進歩を遂げ、診断技術・治療技術ともに大幅に向上し、リウマチはもはや不治の病ではないと言っても過言でなくなりました。このような時代にリウマチ患者さんの診療に当たれることを医師として大変幸せに思うと同時に、非常なやりがいを感じています。
文字通り日進月歩で進むリウマチ学を中心に日々研鑽を積み、一人でも多くのリウマチ患者さんが病気になる前と同じ生活を送れるようお手伝いをさせて頂ければと考えております。
[ 学歴及び職歴 ]
平成 4 年 九州大学医学部 卒業
平成 4 年 第68回医師国家試験合格
平成 4 年 福岡市民病院 整形外科
平成 5 年 国立福岡中央病院(現 九州医療センター)整形外科
平成 6 年 九州大学大学院医学系研究科外科系専攻入学
平成10年 医学博士
平成10年 国立病院九州がんセンター 骨軟部
平成11年 山口赤十字病院 整形外科
平成12年 新日鐵八幡記念病院 整形外科
平成13年 九州大学医学部付属病院 整形外科
平成14年 諸岡整形外科病院
平成24年 諸岡整形外科病院リウマチセンター長
平成28年 特定医療法人八木厚生会八木病院 整形外科 リウマチセンター長
[認定医など]